和風Wizardry純情派（祭）

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届きました。表紙は覆面戦士Xです。そしてオマケの小冊子つき。
ちなみに僕の所に届いたEXPACKの宛名には
＊ささやき　えいしょう　いのり　ねんじろ！＊と＊はいになりました。＊
とコメントが添えられていましたがこれは全員共通かな？芸が細かいです。
トーナメント篇は結構追加があるし、小冊子にはいわゆるネタバレも含まれているので大変満足です。
大気中のエーテルに干渉して温度を上げるのはハリト系の応用かな？少し気になったのがイタコの術。これは多分原作（？）には登場しない、ですよね？ソコルディとかバモルディあたりが思い浮かぶけどあれは"召喚"であって"憑依"とは違うだろうし。
それにしてもデュマピック出来ないようにジャミングしたり、＊いしのなかに　いる！＊状態から抜け出したり、ちょっと何でもあり状態になりつつあるような気がします。まあでも魔法についての理論的な説明をきちっと描写されているので設定の破綻する心配はないと思いますが。このあたりは確かベニ松氏もそういうスタンスでしたよね。
とまあつらつらと設定に関する重箱のスミばかり開けてみましたが作者さんにとっては実のところあまりそのような部分は重要ではなくあくまでもそういった世界の中で繰り広げられるピンク色の人間模様にこそ重点を置いていると思いますし、そういった部分（「はたらくひとたち」）は非常によく描写されていて僕ごときには文句のつけようがないのでこんな事ばかり書いてしまっているわけです。でもやっぱり迷宮内のシーンがない分物足りなさを感じてしまうけれど、今回は（祭）ということなので。

最後に。カバーは外して読みましょう。